問題があるのは良い事です
今何かに不満があるとします。不満をそのままにしておきたくないと思ったら、それを問題と捉えましょう。そうすれば解決の道筋を考えることができます。不満や不安のままではそれを良くすること、解決する事は出来ません。 だから、 問題があるのはいいことです。
「問題があるのはいいことです」
あるセミナーで講師の方がこう話しました。風太郎は当然という顔をしました。ですが、講師はこう続けました。
「多くの人は問題があるのは悪いことだと思っています」と。
それに驚いて周りを見渡しました。確かに、周りの人は講師の言葉に頷いています。
また、現実には問題隠しという言葉があります。
やはり、問題を悪いこと考えているためでしょうか?
そこで、問題は悪いことではなく、問題を問題として認識しないとよくしようというモチベーションを得るための物と捉えたらどうでしょうか?
問題解決を重視するある会社でこういう話があったそうです。
部下が上司に対して
「特に問題はありません」
と報告したら
「バカかお前は?問題がないと言うお前が一番の問題だ」
と言い返されたとそうです。
そう、その会社にとって問題があるのはいいことなのです。
それでもやはり、上司としては問題を報告されたらいやなものかもしれません。ある会社では一時期、問題を報告された上司が部下に対して「ありがとう」と言うような時期がありました。これも問題を捉えようとするためでしょう。
どんな会社、組織でも停滞したら他との競争に負けてしまいます。そのため、より成長していく必要があるのです。
それは個人でもそうでしょう。そのため問題をしっかり認識することが大事です。
問題とはにか?
問題解決の世界において、「問題」とは理想と現実のギャップ
です。今が理想どおりという人はいません。そのため常に問題があります。
それは小さなことでも大きなことでもあります。
例えば、風太郎は物忘れが激しいです。メールの添付ファイルを忘れることも多くあります。
そしてそれは問題です。
そのため、それをどう無くしていくか?それがそういう風に改善していくことが大事なことになります。
そう、小さなことでも、それが気に入らなければ(理想とギャップがあれば)そこに問題がある
のです。
これから時間をとって、問題と問題解決について考えてみます。