「どう書いたらいいの?!がなくなるWeb文書の書き方」
kindle8月のセール
シンプルな伝わる文章の書き方の本。おっさん世代は読んで欲しい。
小説全盛世代で、文章の書き方本で学んできたおっさん世代はついつい凝った文を書いてしまう。
しかし、それは今の世代には全く受けない。そして、それを会社の文書に持ち込んでしまうと最悪だ。なぜかというと大きく変わったのは時代が変化しているからだ。
若い人は想像してほしい。コンピューターのない時代にみんながどうやって仕事をしていたかを。
簡単に言うとちんたら仕事をしていたのである。
それに対して、今の時代は多くのデータがある。そして、それを得ることも簡単だ。これはコンピュータとネットの発達によるものだ。
そうなると、そのデータを手早くまとめて、判断する。それが遅れる、不正確なのはビジネスで不利になっていく。そう言った時代は以前とは異なる。
よく、データで語れと言われる。そこにはデータから判断した内容を理解してもらうことがが不可欠である。
また、仕事では他の人に納得してもらうことも大事だ。そういう資料作成に対対しても学びになった。
三行で言うと
本書の内容で重要なところを三行でまとめると + タイトルを含め、短くする + 結論を先に、理論、例、結論を述べる + 伝えたいことを明確にする
風太郎の昔と今
いまから30年近く前は、報告書は手書きだった。そのもととなるデータも手書きで手に入れる。手書きのデータをグラフ化する。これだけでどれだけ時間がかかるか想像できるだろうか? やっと入ったPCでブラインドタイプを行い、ロータス123でグラフを書くことができたら「すごいね、風太郎くん!」と言われた時代である。 メールもない、せいぜいファックスである。 しかし、今は違う。そのため、端的に情報を伝えないといけない。そのためには短く端的に伝えていく必要がある。これを言っている。 自分自身を考えるとパワーポイントのプレゼン資料ですら短いタイトルか?キャッチーなタイトルか? 自分自身の問題点を見直すきっかけになった本である