OFFICE風太郎

日本のエンジニア、風太郎です。問題解決が飯のタネです。仕事や生活で問題解決を活用したり、問題解決の基礎となる統計とかデータ分析の話をしていきます

情報整理ソフトEBtの複雑性ネットーワークの表現

複雑性ネットワークを表現するのは難しい

 先日の記事でEBtは複雑性ネットワークを使って情報を整理すると書きました。 futaro.hatenadiary.jp これは大変表現しずらい方法です。以前の記事ではシンプルに書きましたが、それぞれの「〇」、ノードというか、EBtのメモから10も線がでると大変なことになります。
まぁ、昨今の4Kやら5Kの大型ディスプレイなら結構表現できるかもしれません。
 しかし、EBtはさほどの能力がないPCでも動くことを考えています。また、もともとのEBtLinux版ザウルス1向けだったそうなので、余計にリッチなGUIは難しい事でしょう。
そこで、一見ツリー構造で複雑性ネットワークを表現しています。  実際にそのスクリーンショットを見てみましょう。

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EBtの画面

一見ツリー構造の表現

 EBtの画面を示します。大きく分けて、メモのリンク(ツリー)、メモ本体、メニューに分かれます。メモ本体は、URLを追加した場合にはブラウザも表示されます。また、WIndowsの機能上、フォルダの中身も表示することができます。 2 ツリー部分をちょっと展開してみます。
よく見ると、親メモと同じものが、子メモにあります。

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EBtツリー部分
そこで、一部について同じ内容をナンバーリングします。
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EBtツリー部分(ナンバリング済み)
同じナンバーが何度か出てきます。これは次のようなネットワーク(一本の線ですが、考え方は同じです)を表しています。このようにしてEBtはメモのリンクを表します。
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ネットワーク
そのうち、もっと複雑なネットワークで試してみます。その前にEBtのメモの機能を次回以降説明していきます。


  1. シャープの出していたポケットサイズの情報機器PDAとか呼ばれていました。LinuxをOSとしたものはユーザ作成のプログラムが動いたりしていました。EBtPHPで記述されていたそうです。ザウルス(Wikipedia)

  2. HTTPかFileか自動的に判別して、Fileならばエクスプローラーを起動します。これはちょっと癖があるので別途説明します。