カラー版マンガでわかる事業計画書の作り方
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今時プリキュアでもりんぎショーニンとかいうそうです。”りん議”は新しい仕事を起こす時に企画予算取りに使う書類ですね。
この本は事業計画書と書いてあります。中身は新しいレストランの開店などを通じて事業計画の作り方を解説しています。
その内容は新規事業だけでなく、いろいろな仕事において新しく企画業務をする人には参考になる本です。
企画業務というのは今までになかった新しい仕事のことです。
例えば、風太郎はエンジニアです。エンジニアというのはいろいろな開発をやっていると漠然と思っている人も多いでしょう。中には毎日白衣を着て実験している仕事と言われたこともあります。確かに大昔のマッドサイエンティスト(巨大ロボットの生みの親など)は白衣(っぽいもの)を着ていましたね。
しかし、現実としてはいろいろな書類仕事も多いのも実際です。
また技術的な仕事もいろいろあります。その中で楽しい仕事は自分で「これはいい!」と信じた仕事です
ある程度の裁量があるので、こっそり仕事を行うことも可能です。しかし、それでは使う時間や予算も限られます。また、他の部署の協力を得ることもほとんどできないでしょう。
その時は周りの人の協力を得るためにまずは納得してもらわなければなりません。そのためには
- 自分のやっている内容を理解してもらう
- 成功の見込みを論理的に説明する
- それが聞き手の利益なることを理解してもらう
という事が大事です。
その為に企画提案をあげていくことになります。これは会社員ならば誰でも一緒じゃないでしょうか?以前のブログで「道具」ということを述べました。これも道具の一つです。成功に導くロジックとフォーマットがあります。これは多くの人が”これなら納得できると考えたものです。
聞く方もいきなり知らないこと言われるよりは知っている方法で聞いた方が理解しやすくなります。そのため、ここに書いてある方法を参考に説明したほうがよいということです。
書籍では融資、ここでは社内の企画提案の話をしました。一般的に公開されているのは
というものがあります。ここでは
最終的には会社の中核になってほしい
企画だけじゃなくて、実際に実行できるかが重要だよ!
儲け話なら分野は問わないよ〜。
などいくつかの条件が提示されています。こういう条件に合うような提案をしていくことが大事です。
内容について
この本は”マンガでわかる"というタイトルです。しかし、マンガの部分はストーリ部分だけで、要点の説明はマンガではありません。 カラーページの解説があります。基本カラーは白地にベース4色(文字黒、強調ピンク、青・緑、黄色っぽいオレンジ)と免じはきつめです。ただ、上手にポイントをついた配色とレイアウトでわかりやすく書いてあります。人が理解する為にはストーリテリングが大事なので、そこをまんがで行うのはすごく大事でしょう。(アマゾンでもストーリテリングと検索するといろいろ出て着ます) 主な点は
- 一つの成長物語にしよう(この本自身がそうですね)
- 5つの基本ブロック
- 成功させるマネジメントサイクルの確立 etcです。
誤解なきようにいうと、この本は手順に書かれていることをそのまますれば「誰でもできる」本ではありません。視点とか考え方が書かれているので、それを実現するように知恵を絞る必要があります。
それを効率的に行えるようにできる。理解してもらえる資料作りにつなげていくことができるのが本書のおすすめ理由になります。