OFFICE風太郎

日本のエンジニア、風太郎です。問題解決が飯のタネです。仕事や生活で問題解決を活用したり、問題解決の基礎となる統計とかデータ分析の話をしていきます

僕が仕事を出来ないワケ

仕事ができない!

他人の評価

 自分の評価、簡単にいうと上司の指導や査定がかなり乱高下する。  いくつか理由はあるけれど、特に最近思うことについて話してみる。  簡単にいうと「一つのことに集中しない」のが原因だ。  誤解を招かないように補足すると、いい加減で掘り出しているわけではない。

優秀な人ってどんな人?

 優秀な人はこんな感じだと思っていた。いや、そういう風に思わされていた?

  • 仕事はきっちり終わらせる。
  • 複数の仕事は同時並行的に進めている
  • 仕事ができる人は、一つに集中せず、いろいろなことに取り組んでいる。
     と思える。しかし、「すげー、この人」と思えるような人は実は違うことに気がついた。あるビジョンに基づいた中心となる仕事を軸として、複数の仕事をしているようにみえるのだ。  
     その結果「これができた!」という成果が明確である。または、複数のアウトプットに対する軸が見える。  ここでも誤解を招かないように追記すると「失敗した成果主義評価」のように、マッチポンプやプレゼンの優秀さではない。

自分は?

  • 一つのことだけに集中する
  • 一つのことをやりだすと止まらない。それをぐっと我慢して、納期に間に合うように他の仕事をする。(サラリーマンですからね、後工程に間に合うように仕事をする)
  • 結果として、いくつものアウトプットをだす。
     先ほどと似たように見える。しかし、軸がないから、一見”仕事しているように見える”けれども、ただの便利屋でしかない。

仕事の出来る人(または理想の仲間、上司)

自分の見た人

  • 確固とした軸となる考えをもっている(それを支える教養がある)
  • それを行動に移す、部下がいる場合は指示をする。
  • 一見色々な仕事をしているように見える。しかし、その軸からは一切ぶれない。
     副次効果として部下から見ると、先を読んで手を打てるので助かる。  ここで大事なのは”教養”と書いた内容である。うまく表現できないが、論理的に類推でき、具体的な行動を策定でき、やる気の出るような軸を打ち出せるものを仮に”教養”と称している。

世の中では?

 色々な”よい仕事のやり方”という本が出ている。あまりそういうのは参考にならなかった。悪口になるので具体的には書かないが広告風に書くと下記の様な感じである。

・毎日たった30分努力するだけでXXXX
・週に一度○○○をすればうまく行く
・○○○を継続すれば△△△

 そんなちゃんとできたら、こんな本読んでいないし、出来る人は読まないだろ! ってツッコミたくなる。
 一見誰にでも出来る事を、継続できる人はめったに居ない。 のである。
 大抵の本は、最後に下記のようなフレーズで締めくくるパターンだ.  

この本は、あなたのためにある。
あなたはすでに正しい知識を持っている。あとは実践あるのみだ。
さあ、今すぐ始めてみよう 。

  無理っす。できるのだったら最初から読んでいませんわ。

どうすればいいか?

 今思うともっとしっかりと本を”理解”するように読めば良かったと後悔している。読んでいるけれどしっかりと読んでいなかった。仕事に役立つのは”経営”に関する本だった。軸を打ち出すことの重要性をしっかり主張している。
 若い頃はこの手の本を「なんの役にも立たない」と嫌っていた。しかし、今では素晴らしいと言って他の人にまで勧めている。    

   しかし、GWに久しぶりにブログを更新している私はやはり「仕事は出来ない(ぶれない軸をもっていない)」タイプなのだと思ってしまう。