OFFICE風太郎

日本のエンジニア、風太郎です。問題解決が飯のタネです。仕事や生活で問題解決を活用したり、問題解決の基礎となる統計とかデータ分析の話をしていきます

【問題解決】問題解決の極意は手段を変えること

スターバックスラテについて

 ここの読者の方はスターバックスお好きですか?風太郎は好きです。以前、「毎日スターバックスで買うのは年間いくらの無駄だ」という記事を読んだことがありました。知り合いにも毎日買っている人がいます。ただ、その人はそれぐらいのお金を問題にするよりは「スターバックスのコーヒーが美味いから普通に買う」っていう程度の金銭感覚ですね、風太郎とは違います。また、「毎日のたった一つの贅沢」っていう人もいました。

お家でアワアワのラテを飲む

 ということでお家でアワアワのラテを飲もうと考えました。そこで例によってアマゾンで探します。

いいですよね、こういうの、しかし、そこで考えました。「あれ、、スターバックス高いから節約しようと思ってるのになにこの値段?何杯飲めるの?」っていうことを考えてしまいます。冗談みたいな話ですが、こういうのは仕事の場面でもよくあるかもしれません。

問題解決視点で考えてみる

 目的はアワアワのカフェラテが飲みたいということです。そのために目標として、アワアワのミルクを手に入れることが必要です。通常ならここで、どういう安い物を手に入れるか?今までのシステムで考えます。しかし、先人は言いました。「システムを変えろ!」(タグチメソッド なんかでも言っています)
 そこでもう一度よくAmazonで調べてみます。

HARIO (ハリオ) ミルク 泡立て器 クリーマーキュート CQT-45

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こういうのがありました。値段は一桁安いです。ミルクを泡立てるという同じ目標に対して、システムが全く異なります。従来からのシステムは上記の力によって温めと泡立てを同時に行います。このシステムでは空気とかき混ぜることによりミルクを泡立てます。加温は電子レンジなど別のシステムになっています。実際に購入してみました。なかなか便利で手放すことができません。特に、充電池を使うとパワフルで一気に泡立ちます。

問題解決の視点からの考察

 この場合は「ミルクを泡立てる」ということを、「ミルクと空気を混ぜる」という概念に変換したら思いつくことでしょう。または、「泡立て器」というものをカフェラテミルクに応用としてもいいと思います。
 このような考えは「タグチメソッド」の基本機能の考えに通じることがあります。田口先生はよく「システムを変えろ」とおっしゃっていたそうです。今回の事例なんかはその考え方そのものですね。

なぜこういうことを考えるか?

 今日お話ししたのは「問題解決の演習」の様なものです。こう言ったことをいろいろ考察することにより問題解決能力が上がっていきます。問題解決は「発明」を行う。ということと同義とも言えるかもしれません。