OFFICE風太郎

日本のエンジニア、風太郎です。問題解決が飯のタネです。仕事や生活で問題解決を活用したり、問題解決の基礎となる統計とかデータ分析の話をしていきます

ITに少しでも関わるなら「クラウドプラクティショナー」受験(合格しなくても)を勧めます。

ソリューションアーキテクト – アソシエイトもなんとか合格出来た風太郎です。
今日はそれを踏まえてお話したいとおもいます。
対象は
自分で直接クラウドを使ったサービスを使うことはないけど、それを使ったサービスを発注したり計画したりする人 です。そのため、しっかり使えるようになるまでハンズオンするという考えではありません。

本日の内容は次の通りです。

  • 何故クラウドプリティクショナーを勧めるか?
  • どうやって勉強したらいいか?
  • 勉強するとどうなるか?

何故クラウドプリティクショナーを勧めるか?

 いまクラウドクラウドといわれています。しかし、その中身をよくしらないため色々な困ったことが発生しています。

クラウドを知らなくて困ったこと

 クラウドに対する無知によってうまく仕事がすすまないことがあります。それは「発注者」であったり、決断する「管理者」であったりしてもそうです。
 少なくとも発注者(または全体を計画する人)は概要をしらないとうまく上司に説明できなかったり、無駄に高いモノになったりすることがあります。

  • 無知であるが故に「セキュリティ」に対して必要以上に恐れている。
    • とにかくセキュリティが怖いといって一切言うことをきかない。
    • オンプレ安全と思い込んでいる。
  • 出来ること出来ないことの感覚がずれている
    • AWSの「すぐにインスタンス作れる」というセールストークを「すぐにシステムが作れる」と勘違いしている。
    • どれぐらいのモノがどれぐらい大変かわからないので納期と費用の感覚がつかめない
  • 外注先でもコスト最適化やセキュリティに対して疎いと変なシステムになる。
    • 各種マネージドサービスのセキュリティを使いこなせない
    • 固定インスタンスで高額になる。

最後の所は提案者側が最初からサーバーレスやALB,ELB,EC2フリート説明しても理解されないだろうから分かりやすくするためかもしれません。
または実践中心で、資格試験で学んだことを使うことにリスクを感じているかもしれません。そういう場合は発注者としては「失敗してもいいから、試してみて、工数は払うから」という形でチャレンジしてもらうのもいいでしょう。

どうやって勉強するか?

目標達成水準

 ここではAWSのサービスを理解して、計画や発注、管理者(決裁担当者)への説明ができることを目標とします。実際に自分で組む必要性を定義しません。覚えるのは次のことです。
* AWSは複数のサービスの集合でひとつのサービスを作り上げる * 責任共有モデルについて * 各種マネージドサービス(温泉認識ソフトや開発デプロイのためのサービス) * メッセージサービスやデータを流すためのサービス * 動的にインスタンス(=コスト)を増減(含むサーバレス)

手段

 期間とかコストを考えて次のモノをおすすめします。

Udemyを勧めるのは、コピペが簡単にできるからです。一度勉強したことを忘れないと言うことはあり得ないので欲使っているソフト(Evernote,Onenote,Notionなど)にしっかりとあとから調べられるように残しておくことです。
 また、問題集を薦めるのは 問題集の解答がわからない → 調べる → 記録する というサイクルが後で使える能力になっていくからと考えます。(私はあとで使える用語集とか似たようなサービスの差、一覧などをつくりました) 
実際に自分でAWSを構成してみたいという方はUdemyの上記サービスの提供元のUdemy教材の他、AWSのビギナー向けハンズオンをおすすめします。ハンズオン資料 | AWS クラウドサービス活用資料集

勉強するとどうなるか?

 漫然としたクラウドに対する知識が具体的になります。時々「数日の教育を受けるとクラウドサービスが実現出来るようになる」という勘違いしている人がいます。また、環境構築だけで時間をかけていると怒る人もいます。
 そういった人との間に入ったりすることによってよりよいサービスの提供が可能となります。