この記事は先日(20日)に投稿した記事の修正版です。
今度は携帯
最近機器の紹介ばっかり書いちゃってます。
他の人の参考になるかな?&備忘録です。
スマホの機種は sony Xperia XZ premium です。
やりたいことは携帯電話の容量UP
風太郎は、IphoneとAndroidの2台持ちです。AndroidはSDカードが使えるといわれています。しかし、SDカードに持っていける分はほとんどなくて、内部ストレージにほとんどのデータを入れないといけません。以前からこのような傾向があり、それがいやで、内部ストレージ32Gから64Gの携帯に買い換えました。
それも結構埋まり始めて空き容量は20Gを切り始めました。まぁ、これからが長いのですが、今回は早めに手を打つことにします。
人によっては携帯電話を分解して、はんだをはがして、チップをつけてとか言う人もいるかもしれません。
不器用な風太郎には難易度が高いので今回はこいうことはしません。ソフト的に行います。
下記のサイトを参考にしました。
AndroidのSDカードストレージ化(Adoptive Storage)に挑んでみた | a special kind of humor reconciled
Android 6.0以降のAndroid端末でSDカードを内部ストレージとして使用する方法 | でこにく
AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動する方法! adbですべての機種の容量不足を解消しよう
簡単にいうと次の通りです。
- AndroidではSDカードを「外部」「内部」と分けて認識する
- 内部とするとアプリケーションを移動できる
- 本来「内部」とする機能を持っている
- 日本のキャリアOEM(ドコモなどで売っている製品)はその機能を停止している
- その機能を有効化させればOK
ということです。これって古いアンドロイド携帯ではできた記憶あります。タブレットだったかな?それができなくなったと感じてたいんですが、できたんですね。
実際にやってみる
PC側の設定
先にAndroid Studioというソフトをインストールします。これはAndroidの開発環境です。いろいろ開発環境あります。Androidを対象としたものを開発することはないと思いますが、インストールしておきます。
ざっくりと1Gの容量です。
「管理者じゃないといけない」という感じのエラーはでますが、インストールは終わって起動しました。しかし、必要な「abd」というコマンドがありません。どうやら、「Android Studio」ではなく、「SDK Platform Tools」というものが必要だったそうです。
そのToolsのzipファイルを解凍するとそこからめでたく「abd.exe」が現れました。
参考としているサイトでは環境変数の変更もありましたが、デフォルトフォルダをファイルのある場所にしたら大丈夫です。
実行
C:\User\Futaro\......\platform-tools>adb shell * daemon not running; starting now at tcp:5037 * daemon started successfully XXXXX:/ $
こういう感じで画面がでてきます。(事前に携帯側を開発者向けオプションで「USBデバッグ」を有効にしておく必要があります。風太郎は設定の中の検索から探しました) XXXXは携帯の固有記号です。このことから、携帯がコンピュータとして動作し、パソコンは端末になっています。
XXXX:/ $ sm list-disks disk:179,0 XXXX:/ $ sm partition disk:179,0 private XXXX:/ $
コマンドが返ってくるまでしばらく間が空きました。
Android 6.0以降のAndroid端末でSDカードを内部ストレージとして使用する方法 | でこにく
ここと全く同じストレージの表示になりました。
結果
ストレージメニューから「コンテンツの移動」を行いました。
結果は
内部共有ストレージ 35.92GB/64.00GB
SDカード 14.05GB/128GB
え?全然移動していないじゃないか!
AndoroidアプリをSDカードに移動させて内部の容量を増やす方法
次のことをする必要がありました。
- 内部共有ストレージをタップ
- その他のアプリをタップ
- アプリの一覧が出る。目的のアプリをタップ 1.ストレージをタップ
- 変更ボタンが出た場合(出ないアプリもある)それをタップ(出ないと移動できない)
- SDカードを選択
以上です。 移動させたのは,Evernote他です。かなり時間がかかりました。 また、よく再起動がかかります。実施したのは次の二つ。
- 大きなアプリ(Evernoteで発生)は移動できなくて一度データを全削除してからいれました。
- sm set-force-adoptable true
これはどちらが効いているかわかりませんが移動できました。
そこまで頑張ったのに「移動できるアプリは少ない」という事実があります。
アプリも目立ったアプリを移動させた結果が次の通りです。
データの出し入れとかいろいろした結果最終的には
内部共有ストレージ 38.35GB/64.00GB
SDカード 17.18GB/128GB
でした。 データの出し入れがあったため、このようになりましたが、途中では31G程度に減少も見受けられました。
全体としては、メインストレージが減らずにSDカードだけがどんどん増えて行っているようです。
風太郎の結論(8/25修正)
内部ストレージ化はさほど大きなメリットはありません。
しかし、ぎりぎり足りる足りないというときにはよいでしょう。
以下の感想は、初回記事投稿後使ってみた結果です
- スマホ起動後SDカードが有効になるまで時間がかかる(10秒以上)この間アプリは使用できない
- SDカードに移動したアプリは遅くなる。これはアプリによります。遅いストレージを考慮したアプリはさほど遅くならないでしょう。考慮していないアプリはもろに遅くなります。某コミュニケーションツールは使えないレベルで遅くなりました。
使ってみた結果として、風太郎の使用方法としてはSDカードのマウントは不適でした。操作感(速度)を気にする人にはお勧めできません。